2019

ウィンブルドン2019・錦織圭2回戦・圧勝!

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ウィンブルドン大会は2回戦に入り、ますます熱戦が続いています。わが錦織選手は、地元イギリスのサウスポー ノリー選手と2回戦で激突、センターコートでのその日の第一試合に組まれました。

 さあ期待の錦織選手、試合はどうだったでしょうか?

ウィンブルドン2019・錦織圭の二回戦

第一セット

 ノリー選手は、男子ではマレー選手離脱後イギリス人選手トップランカーのエドムンド選手に続く選手、世界ランクは55位です。エバンス選手や、2回戦でフェデラー選手と対戦したクラーク選手など、このところイギリス人選手もようやくマレー選手に続くプレーヤーが登場してきました。ノリー選手も実績はまだまだ乏しいものの、1回戦では中堅どころのイストミン選手をストレートセットで降しており、実力を持っている油断出来ない選手です。

 第一セット、ラブゲームで完ぺきにサービスキープしていた錦織選手が、突然の乱れ、ラブゲームキープが続くとえてしてこうなるものです。6ゲーム目をノリー選手にブレークされ、先行を許します。2回戦、相手はランク55位の選手、このあたりの時期ではセットは出来るだけ落としたくない、スタミナを温存しておきたいところです。2-4、第一セットはこのままかとも思われました。しかし経験値では錦織選手が勝り、ブレーク後のサービスをキープしなければの気持ちが強すぎたノリー選手がDFを犯し、このスキを見事についた錦織選手がブレークバック成功、気持ち的に余裕の出た錦織選手、次のノリー選手のサービスも効果的なドロップショットなどでブレーク、結局4ゲームを連取して第一セットを奪取します。

 

第二セット

 第二セット立ち上がりは、波乱含みとなりました。第一ゲームを錦織選手がノリー選手のミスに乗じラブゲームブレーク、一気に走るかにみえました。しかし続く錦織選手サービスゲームはDFも絡み、ブレークバックされてしまいます。まだまだ落ち着かない第二セット、続くゲームで錦織選手がノリー選手のDFでみせたスキにまたもやつけ込み、再度ブレークして主導権を握ります。このブレークゲームで、ほぼ錦織選手はこの試合の流れをつかんだといえるでしょう。

 その後のゲームは錦織選手のサービスゲームが大変安定しており、ノリー選手が攻め込むことがほとんど出来ませんでした。1ブレークアップで充分ともいえたサービスキープの安定ぶりで、このセットもそのまま6-4で奪取します。

圧巻の第三セット

 今大会の錦織選手は、序盤は相手選手とほぼ互角、多少押される場面もありますが、バラエティに富む戦術で相手にペースを握らせず、試合と展開しています。そして、中盤で流れをつかんだポイント以降、じわりじわりとギアを上げていき、終盤にかけては相手が半ばあきらめるほどのパフォーマンスを発揮、完ぺきな状態で締めくくっています。

 こういった試合展開は、かつてのビッグ4、今はビッグ3と呼ばれているジョコビッチ選手、ナダル選手、フェデラー選手がみせるパフォーマンスです。いわゆる優勝争いをする候補に挙がる選手たちは大会序盤、おおかたこういったゲームプランで試合を進めていきます。もちろん相手次第の面もありますが、いわゆるランキング下位の選手と対戦する大会序盤は、いかにスタミナを消耗せず勝ち進むか、というところが当然優勝争いのカギとなります。

 この日の錦織選手セットカウント2-0リードで迎えた第三セットは圧巻でした。それまでの第一、第二セットはどれくらいの力を出してプレーしていたのか、と思わせるような余裕のある試合ぶりです。2セットアップして、力が抜けて良いプレーが連続したこともありますが、ノリー選手もイギリス人選手として2位ランク、力は持っているプレーヤーです。しかしサウスポーキラー錦織選手は、左利きプレーヤーに対して攻める方法を熟知しています。これをハイレベルで実践し、何とベーグル勝利、まさに圧勝劇をみせてくれました。

 

ウィンブルドン2019・錦織圭の今後の対戦相手

 ジョンソン選手がデミノー選手をフルセットの末破り、錦織選手と3回戦で対戦する事になりました。アメリカのジョンソン選手は錦織選手もよく知っている選手で、このところ対戦がないですが、前は大会でもよくぶつかった相手です。過去は錦織選手の4戦4勝ですが、サービスを得意としているプレーヤーで、芝コートではその威力を発揮します。

 しかし伸び盛りの若手デミノー選手と対戦するよりは、どちらかといえば良かったかもしれません。

 そして錦織選手ブロックでは、ウィンブルドンで大活躍するビッグサーバー イズナー選手が2回戦敗退、長身、懐の深いテニスをするフリッツ選手も同じく2回戦で姿を消し、マクラクラン選手とダブルスでペアを組む、サーブが強力なストルフ選手と、ベテラン ククシュキン選手が勝ち進んでいます。

 錦織選手に風が少し吹き始めたでしょうか?

 順調ならベスト8で顔が合うはずのフェデラー選手ブロックでは、220キロ超のサーブと強烈ストロークのイタリア若手ベレッティーニ選手が好調です。今大会で引退を決めているキプロスの名選手バグダディス選手を粉砕しています。シュワルツマン選手との3回戦はみものです。

 一戦必勝、4回戦あたりまでは何とかスタミナをあまり失わない試合展開で進んでほしい、そして本当の勝負はベスト8からとなる、そんな錦織選手の勝ち上がりを期待しましょう!

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tamaji

tamaji

テニス歴40年のスポーツ観戦オタクです。テニス以外のスポーツもチェックしています。 その他の趣味はコーラスです。 外国人おもてなしボランティアもやっています。 東京オリンピックのボランティアをやりたいなぁ。

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